三菱エアコンプレミアムモデル【四角いやつ!】を分解してみました

MSZ-VXV4020SWエアコンクリーニング

三菱ズバ暖プレミアムモデル(MSZ-VXV4020SW)のエアコンクリーニングをする為に室内機を分解しました。
メンテナンス時の参考にして頂けましたら幸いです。

MSZ-VXV4020SW

私が推すエアコンクリニング☟
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【推しのエアコンクリーニング】お掃除本舗さんの完全分解洗浄!

分解方法

前面カバーの取り外し

前面カバーを開けて手前に引き抜く。
この時、下部ルーバーが閉まっていないと、前面カバーが当たって開きません
下部ルーバーは閉じておきましょう。

エアフィルターボックス、ダストボックスの取り外し

黄色のストッパー部分を手前に倒し、ダストボックスを手前に引き抜く。

エアフィルターボックスを手前に引き抜く

エアフィルターの赤マーキング部分を開くとエアフィルターを引き出す事が出来ます。

キャビネットの取り外し

ネジを外す。
赤丸ネジのうち下の2本は、本体下部ネジカバーで隠されている場所にあります。

この場所です。(赤丸の場所)
青色で囲った部分は細長く白いカバーが嵌め込んであります。
このカバーは先に外すのが良いでしょう。(左右のキャビネットを外しにくくなります)

赤丸のネジは長い方 5本
青丸のネジは短い方 4本

ムーブセンサー部のカバーを外した所です。

左右奥のルーバーハネは霧ヶ峰の他の機種と同様にストッパーを横にズラすと外せます。

左右のキャビネットを外します。

前面キャビネットを外しますが、基板にリード線が繋がっています。

基板の蓋を外し、前面キャビネットから繋がっているリード線のコネクターを抜きます。

前面キャビネットを外した状態です。
次に前面カバーの中央部のネジを外し、カバーを外す。

送風ファンユニットの取り外し

送風ファンユニットのリード線は、基板の奥を通って接続されています。


リード線コネクタ、室内外接続通信線(VVFケーブル)を抜き、アース線を外し、基板(電装ユニット)を手前に引き抜き外してしまいましょう。(電源プラグ、コードごと外せます)

ファンユニットは左右のネジを外し手前に引き抜きます。

ちなみに、写真に写っている左右のネジは外す必要はありませんでした。

ドレンパンユニットの取り外し

ドレンパンユニットの写真です。

ルーバー用リード線がありますので、基板から抜くのを忘れない様にします。

ドレンパンユニット部は、固定ネジはなく嵌め込まれているだけです。


ドレンパンユニット左右の下部を手前に引き、本体ツメから乗り上げる様にすると外しやすいです。


ドレンホースは固定ツメに乗り上げているレバーをフリーにしながら抜きます。

前側ルーバーや縦ルーバーは駆動部とレバーで連結されています。
洗浄等で外した場合、取付忘れに注意する必要があります。

エバーポレーターを洗浄する

送風ファンユニットを外すと、エバーポレーターが目視できるようになります。
W型配置となっている事が見てとれます。
この配置にする事で、エバーポレーター(熱交換器)の容量UPを実現しているようです。

エバーポレーターの中央に、ホルダーが取り付けてあります。
2箇所の固定用ツメを緩め、上に引き抜くと外れます。

エアコン洗浄用カバーの設置

エアコンカバーサービスのSAー801D(壁掛け用フルカバー)を被せてみました。
機種は、MSZ-VXV4020SW、室内機の幅が890mmと大きく奥行は360mm程度
カバーに余裕はありませんが、ほぼピッタリのサイズ。洗浄も可能です。

組み立て

分解と逆の手順で組み立てをしていきます。

  1. ドレンパンの取付(固定ネジ無し、ドレンホース取付と配線処理を忘れずに)
  2. エバーポレーター中央上部のホルダーの取付
  3. 送風ファンユニットの取付(左右ネジ固定あり)
  4. 電装ユニット(基板)の取付及びリード線、アース線、通信線等配線の処理
  5. 前面カバーの取付(ネジ固定あり)
  6. 中央下部カバーの取付
  7. 前面キャビネットの取付と配線処理(ネジ固定あり)
  8. 左右キャビネットの取付と左右下部ネジ隠しカバーの取付(ネジ固定あり)
  9. ムーブアイ部カバー取付(ネジ固定あり)
  10. エアフィルター、フィルターカバー、ダストボックスの取付
  11. 前面カバーの取付

最後に

今回紹介した機種は、過去の霧ヶ峰と比べた場合、メンテナンス性がとても良くなった印象を受けます。
メンテナンス性が高い事で分解洗浄時の作業効率が良く、しっかりと洗浄出来、効果も期待出来そうです。
機能の面でも、プロペラファンを使用し送風効率をUPさせた上で消費電力の低減も実現しています。
エバーポレーター(熱交換器)をW型に配置する事で、容量UPも実現しています。
ルーバーは独立した動作が可能で高い性能を持っている割にユニットの構造が単純で故障が少なそうですし、キャビネットの剛性がとても高いです。
設置の時や分解洗浄をする側の視点からしても、安心感が高いエアコンだと思います。






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