一人暮らしで、仕事から帰ってきたらとりあえず洗濯機に洗濯物をぶっこんでスタートを押す!
それからユーチューブを観ながら夕食~
平凡で、いつもの日々、、、と思っていた矢先の事
いつもの事では無い事がおきてしまったのです、、、。
洗濯機から、給水音ではなくジャバジャバと妙な水が流れる音がしてきましたよ?
聴きなれない音、、、嫌な予感がする、、、、、、そして洗濯機からピーというエラー音が
エラーコード1E
げ!
やっぱりか~~~ ( ゚Д゚) 見事に予感が的中♪
壊れたんですね ( ノД`)シクシク…
備え付けの洗濯機が、入居2ヶ月程度でまさかの故障?
蓋開けたら水が満タン、重すぎて洗濯機を動かす(移動)事が出来ないんデスけど (;^_^A
洗濯中で、洗濯物は入ったまま、水も溜まったままだよ。機器を調べるにも工具は引っ越しの時に買った100均のプラスドライバー1本だけだったけど、何とか解決させる事が出来た。
そんな私の体験談を紹介します。参考になるかもしれませんよ~
エラーコード1Eが表示され洗濯が出来ない
洗濯機は下記の様なエラー(多分1E)が表示され、動作停止していました。
個別に脱水を洗濯すると、水が抜けないうちに脱水動作が始まり槽が回転してしまいました。
※水が抜けきらない状態で槽が回転すると大変危険です!回転状態を続けず停止(一時停止可)させて下さい。
エラーコード1E再現動画
ホースが外れた理由
- 洗濯機の許容量を超える洗濯物投入により槽の振れが大きくなりホースに張力が掛かり抜けた。。
- 水位検知用ホース固定部の不具合。
- 湿気が多い環境等で洗濯機の吊り棒に錆が発生し、ホースとの接触抵抗が増加し引っ張られたことによる抜け、もしくはホースの破け等。(これはちょっと稀なケースかもしれませんが)
洗濯機の許容量を超える洗濯物を入れてしまった
洗濯機の容量が4.6kgしかなく、まさにおひとり様用の容量でした!
洗濯物を入れすぎると、脱水動作時に槽の振れが大きくなり、ホースが引っ張られ外れてしまう可能性があります。
ホース固定クランプ取付部の不具合
外れた透明なホース(水圧検出用ホース)は表面がツルっとおり多少滑りやすい感じで、写真の様に滑り止め?のテープが巻いてありました。
私は、このホース外れを2回もくらってしまいました!
不具合時は右の写真の様な状態だったのですが、ホース自体をそのまま抑えており、引っ張られるとクランプ部でホースが滑ってしまうので抜けやすくなっていたのでしょう。
※写真は、疑似状態を作って撮影したものですが、実際はテープがズレた状態になってました。
さすがに2回目の修正時に気付き、テープを貼り直し左の写真の様に固定しなおしました。
それから半年ほど経ちましたが不具合は発生していません。
満水時の水の抜き方
個別脱水を選び、スタート・停止を繰り返す。
※槽が回転するので、回転を始めたらすぐ一時停止ボタンを押し停止させる。
脱水のみ運転で排水、槽の回り始めにすぐ停止を繰り返し排水する方法です。
槽の回り始めにバシャバシャ水の音がしますが、音が消えた事で水が抜けたと判断出来ます。
※満水状態で放置しておくと、ホースが外れた箇所からの水漏れが続きます、水漏れしていても防水パンで受ける事が出来る条件なら、放置する事である程度水位が下がります。
水位が下がった後から個別脱水を繰り返す方法でも構いません。
排水弁のレバーを直接手で動かし排水する方法
排水弁部のレバーを直接動かす事で排水弁を開き、排水ホースから排水口に水を流す方法です。
洗濯機の後ろに回り込む事が必要ですし、槽に水が残っていると本体が重く、移動させる事が大変です。どちらかというと業者さん向けの方法です。
裏板の外し方、不具合箇所の確認方法
- プラスドライバー(サイズ2番)を使用し、裏板のネジ4本を外す。
- 裏板上部3か所が本体側に入り込んでるので裏板を少し湾曲させ外す。
裏板は薄く簡単に湾曲します。(鉄板で手を切らない様注意が必要です) - 不具合箇所(水位検知用ホース)が外れているか確認する。(今回はホースを故意に抜いてます)
ホースが外れていれば該当の不具合。(裂けていたり切れている場合は部品交換が必要)
不具合箇所の修正、裏板の取付方法
作業時は十分な注意が必要です!
本体の内部に手を入れて作業する時には、鉄板部分で手を切ったり手首を切ったりしない様注意する
作業用グローブ(手袋)着用、長袖着用は必須!
大怪我を負う危険があります
ホースは金属のバンドで固定していますので、ホースを元の位置に差し込みしっかり固定する。
白いプラスチックのクランプでホースを固定する。
今回の洗濯機にはプラスチックのバンドが付いていましたが、形状が違う場合もあります。
いずれにせよ、固定する箇所がある場合はその場所に収めましょう。
洗濯機を元の位置に設置する
排水ホースが分離式の場合
洗濯機を元に戻す前に、排水ホースが一体式か、内側と外側で分離式なのかを確認しましょう。
上記の様な分離式の場合、取付が緩んでいないかを確認しておきましょう。
洗濯中に抜けてしまうと、洗濯機の周辺が洪水になってしまいます。
排水ホースの取り廻し
排水ホースの取り廻し時は以下の点に注意する。
- ホースの立ち上がりは最低限に抑える。(高さ10cm以内にする)
- 配置しにくい場所であれば、ホースにエルボを先に取付ておくのも有効。(排水口に縦に差す方が楽)
- 余ったホースはドレンパン側に押し込まない。(ドレンパン部でたわむと回転部と接触しホースに穴があく事があります)
設置後のチェック
給水が始まったら、水漏れしていないか周辺をチェックしましょう。
洗濯動作及び脱水動作をさせて、床への水漏れやドレンパンに水が溜まらない事を確認する。
注;洗濯機の四隅が、ドレンパンの内側に入る様、確実に設置しましょう。
製品がドレンパンの内側に配置されていれば(排水口付ドレンパンに限る)本体からの水漏れによる床への被害を低減できます。(ほぼ被害は発生しないと思われます)
排水口の詰まりによる逆流時や排水ホースの抜け、給水ホースの外れ等には効果が無いので十分注意下さい。
最後に
今回の様なホース抜けは過去からあります。特に小型洗濯機での発生割合が高い気がします。
一人暮らしで夜にこんな事がおきると、困ってしまいますよね!
素人ではない私でも、夜にくらった時は一瞬戸惑ってしまいました。
本来は機器の修理依頼が必要な内容です。どうしようもない時、あくまで応急的な方法として参考にして頂ければと思います。
特に集合住宅等で水漏れを発生させてしまうと、階下にまで被害が及び大変な事故となってしまいますので、業者へ修理を依頼する事を推奨致します。
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